東京・町田の高齢者施設で94人が食中毒、施設提供の昼食が原因
2月 25, 2021 21:19 Asia/Tokyo
東京 町田市の高齢者施設で集団食中毒が発生し、入所者など94人が腹痛や下痢などの症状を訴えました。
この食中毒に関して、保健所はこの施設で提供された昼食が原因の食中毒だと断定しています。
NHKが東京都の発表として報じたところによりますと、今月19日に東京 町田市の介護老人保健施設から「入所者などに腹痛や下痢などの症状がある」連絡があり、保健所が調べたところ、57歳から101歳の入所者や、利用者76人と施設の職員の合わせて94人に症状があり、全員、前日の18日に施設で提供された昼食を食べていたことが判明しています。
保健所は、この昼食が原因の食中毒と断定し、保健所を管轄する町田市は調理を行った八王子市の「株式会社アーバン」に対し、この施設での調理を25日から5日間停止する処分としました。
都によりますと、症状や潜伏期間などから細菌の一種、ウエルシュ菌による可能性が高いとされていますが、まだ検出されておらず詳細を調査中です。
なお、今回の食中毒で入院した人などはおらず全員軽症で、すでに回復しているということです。
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