西村経済再生相、「首都圏の変異株感染、大阪のように急拡大する可能性ある」
4月 06, 2021 17:32 Asia/Tokyo
西村康稔経済再生相が6日火曜、新型コロナウイルスの変異株による感染が首都圏では大阪のように広がっていないものの、今後急速に感染が拡大する可能性があると指摘しました。
ロイター通信によりますと、西村経済再生相は会見で、首都圏から関西圏の出張は、なるべく控えてほしいと訴えました。
また、政府の新型コロナウイルス感染症対策推進室の職員の超過勤務が長時間になっていた問題では、一人当たりの時間外在庁時間が1月の124時間から2月は93.7時間、3月は90.0時間に改善したとのデータを公表し、「めりはりをつけて早期退庁を促していく」と強調しました。
西村再生相は昨年来、感染防止のため在宅勤務を官民に提唱してきましたが、足元の推進室では実施されていませんでした。しかし、1月、2月にはいなかった在宅勤務(テレワーク)の実施者は、3月は延べ52人となったということです。
東京都は6日、この日新たに399人の新型コロナ感染が確認されたと発表しました。直近7日間の移動平均は396.9人で、前週を9.8%上回っており、6日現在の重症者は44人となりました。
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