沖縄知事、「他の米軍基地でも汚水保管状況の立入調査を」
(last modified Tue, 21 Sep 2021 09:57:29 GMT )
9月 21, 2021 18:57 Asia/Tokyo
  • アメリカ軍普天間基地
    アメリカ軍普天間基地

アメリカ軍普天間基地で保管されている有機フッ素化合物を含む汚水について、日米両政府は日本側が処分することで合意しましたが、玉城知事は、ほかのアメリカ軍基地にも汚水が保管されているとして、立ち入り調査を求めていく考えを示しました。

NHKによりますと、アメリカ軍普天間基地で保管されている有機フッ素化合物のPFOSとPFOAを含む汚水について、政府は、今月17日、台風シーズンの緊急的な措置で日本側が引き取り、9200万円を負担して処分することなどで、アメリカ側と合意したと発表しました。

これについて玉城知事は、21日の県議会の代表質問で「沖縄県は、日米両政府に対し、PFOS等を含む水を基地の外に放出せず、焼却処理することなどを強く求めていたところで、今回の措置は一歩前進だ」と評価しました。

一方で、「在沖米軍施設には、依然としてPFOS等を含む汚染水が保管されていることから、米軍基地内への立ち入り調査を含め、引き続き、市町村とも連携しながら対応していく」と述べ、普天間基地だけでなく、嘉手納基地などへの立ち入り調査も求めていく考えを示しました。

 

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