9月 25, 2021 22:35 Asia/Tokyo

日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国・クアッドによる首脳会談が行われ、覇権主義的な行動を強める中国を念頭に自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力や、この4カ国による毎年の首脳会合開催で合意しました。

日本の報道各社によりますと、この会合は米首都ワシントンのホワイトハウスで現地時間の24日金曜、アメリカのバイデン大統領、オーストラリアのモリソン首相、インドのモディ首相が出席し、初めて対面式で実施されました。

4人の首脳はこの会合にて、覇権主義的な行動を強める中国を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて基本的価値を共有する4か国の責務を再確認するとともに、今後とも様々なパートナーとの連携を広げ、具体的な協力を積み上げていくことで合意しました。

また新型コロナウイルス対策での、ワクチンの生産拡大やインド太平洋地域への供給を含めた今後の協力を確認し、加えてインフラや宇宙、サイバー、クリーンエネルギーなどの分野でも協力を強化していくことで一致しました。

そしてこのほかにも、高速・大容量の5Gなどの重要技術について技術の設計や開発、利用などの原則に関する声明を採択し、さらなる連携強化を目指す意向を示しています。

そして、4人の首脳は協力のさらなる発展に向けて、クアッド首脳会合を毎年行うことで合意しました。

 

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