岸田首相が靖国神社に「真榊」奉納、韓国が遺憾の意を表明
https://parstoday.ir/ja/news/japan-i86204
岸田文雄首相が、東京・九段の靖国神社で始まった秋の例大祭に合わせ、真榊(まさかき)と呼ばれる祭具を奉納したことに対し、近隣国、特に韓国が遺憾の意を示しています。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
10月 17, 2021 17:20 Asia/Tokyo

岸田文雄首相が、東京・九段の靖国神社で始まった秋の例大祭に合わせ、真榊(まさかき)と呼ばれる祭具を奉納したことに対し、近隣国、特に韓国が遺憾の意を示しています。

NHKによりますと、靖国神社で17日日曜から18日月曜にかけて秋の例大祭が開催されるのに合わせ、岸田首相は17日、「内閣総理大臣 岸田文雄」と記した木札が添えられた「真榊」と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納しました。

また、後藤茂之厚労相、若宮健嗣万博担当相も真榊を奉納しています。

首相は17日までの2日間、東日本大震災の被災地の視察で岩手、宮城、福島の3県を訪れていることから、例大祭の期間中、自身の参拝は行わない予定です。

なお、現職首相の靖国参拝は、2013年12月の安倍晋三氏が最後となっていました。

韓国ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、韓国政府は17日、岸田首相による今回の奉納および、菅義偉前首相の参拝に遺憾を表明しました。

今回の件に関して、韓国外務省は「政府は日本の過去の侵略を美化し、戦争犯罪者を合祀(ごうし)する靖国神社に日本の責任あるリーダーらが再び供物を奉納したり参拝を繰り返したりしたことに深い失望と遺憾を表す」とした報道官論評を発表しています。

また、「日本の責任ある関係者が新しい内閣の発足を機に歴史を直視するとともに、過去の歴史に対する謙虚な省察と真の反省を行動で示すことを促す」と強調しました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio