ラグビー日本代表、2年ぶり国内試合で豪に惜敗
10月 23, 2021 19:13 Asia/Tokyo
ラグビーの日本代表は23日土曜、大分市の昭和電工ドーム大分でオーストラリアと対戦し、23対32で敗れました。
NHKによりますと、ラグビー日本代表が国内で試合を行うのは、2019年のワールドカップ以来およそ2年ぶりとなります。会場は収容人数の50%を上限に観客を入れて行われ、1万7000人あまりが訪れました。
試合は前半、オーストラリアがトム・ライト選手と交代出場のジョーダン・ペタイア選手のトライでリードを奪いますが、日本も松田力也選手のパスを受けたレメキ・ロマノ・ラヴァ選手のトライで反撃するなどして、13対17で折り返します。
後半序盤、レメキ選手が反則で10分間の退場となり、日本側に不利な形勢となります。その後、豪のタニエラ・トゥポウ選手とロブ・レオタ選手が立て続けにトライを決めます。日本は中村亮土選手のトライや田村優選手のペナルティーゴールで、23対27にまで追い上げますが、終了間際に再びトライを奪われ、そのまま逃げ切られました。
これでテストマッチ5連勝としたオーストラリアは、この後スコットランド、イングランド、ウェールズと対戦するため欧州に移動します。日本も欧州遠征に出発し、アイルランド、ポルトガル、スコットランドと対戦します。
現在、オーストラリアの世界ランクは3位、日本は10位となっています。日豪のテストマッチは、オーストラリアが6連勝しています。
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