10月 30, 2021 16:36 Asia/Tokyo

まもなく投開票日を迎える衆議院選挙では、若者世代の投票率アップが課題となっていますが、今回の選挙では若者に投票所へ足を運んでもらおうと、同じ若者のグループや芸能人らが動きを見せています。

ロイター通信によりますと、現代の若者の多くは投票が自身の生活に結びつくとは感じておらず、それを反映するように、前回平成29年の衆議院選挙では、20代の投票率は33.85%、10代は40.49%と、他の世代に比べて低い数字にとどまりました。

これに対し、大学生が中心のグループ「NO YOUTH NO JAPAN」は、投票する意義をもっとカジュアルに同世代の若者に伝えたいと、選挙にちなんだオリジナルデザインのTシャツを作って販売しています。

メンバーらはSNSで「#だから選挙行かなきゃ」のハッシュタグを付け、Tシャツを着た写真を投稿するなどしており、グループ代表で慶応大大学院生の能條桃子さんは、「政治というと『難しそう』と思いがちだけど、投票に行く前向きな意思表示を、皆が楽しんでできるような雰囲気をつくりたい」と、取り組みへの思いを語っています。

今回の選挙ではさらに、若者に人気の芸能人らも、選挙への思いを語ったり期日前投票したことを明らかにするなどして、参加を呼びかけています。

 

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