東北日本海側で積雪増、交通・物流への影響など警戒を呼びかけ
(last modified Tue, 28 Dec 2021 06:42:38 GMT )
12月 28, 2021 15:42 Asia/Tokyo

数年に一度とされる規模の強い寒気が流れ込んでいる影響で、東北の日本海側や新潟県、関東北部などでさらに積雪が増えています。

NHKが28日火曜、気象庁の発表として報じたところによりますと、日本の上空にこの強い寒気が流れ込んでいる影響で、東北の日本海側や新潟県、関東北部を中心に雪が降り続き、各地で平年を大幅に上回る積雪が記録されています。

日本時間28日午前6時現在での積雪は、群馬県のみなかみ町藤原で1m50cm、福島県桧枝岐村で1m43m、新潟県津南町で1m38cm、長野県野沢温泉村で97cmなどとなっています。

今週末の大みそかごろから、再び冬型の気圧配置が強まり、北日本から西日本の日本海側を中心に再び、大雪や大しけのおそれもあります。

このため、気象庁は交通への影響のほか、路面の凍結によるスリップ事故や歩行中の転倒に引き続き警戒を呼びかけています。

強い寒気の影響で各地で積雪が増えていることについて、金子農林水産大臣は、農業施設への被害などに警戒するよう呼びかけました。

また、食料品などの物流については「現時点では、飲食料品などの一部商品で、近畿や北陸を中心に卸売市場などへの到着が遅れたという報告を数件受けている。引き続き大雪などによる物流への影響の情報収集に努める」とコメントしています。

 


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