日本で除雪作業中の事故相次ぐ、秋田と富山で2人死亡
2月 06, 2022 20:30 Asia/Tokyo
強い冬型の気圧配置の影響で、滋賀県から岐阜県にかけてと札幌市の周辺では記録的な大雪となったほか、この大雪で、日本全国で除雪作業中の事故が相次ぎました。
NHKによりますと、6日日曜午前、秋田県大仙市の住宅では除雪作業中の50歳の男性が除雪機と住宅の屋根の間に挟まれているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。
警察によりますと、住宅の屋根の高さは2メートルほどで、周りには、90センチほどの雪が積もっていたということです。
さらに同日朝早く、富山県南砺市で、農業用のコンバインに乗って除雪作業をしていた80代の男性が水田に転落して死亡しました。
この男性は胸などを強く打って病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡しました。
ほかにも6日午前、新潟県上越市で除雪作業をしていた50代の男性が除雪機に手を巻き込まれ、指を切断する大けがをしました。
上越市によりますと、男性は除雪機に詰まった雪を取り除こうとして手を巻き込まれたということです。
男性は病院で手当てを受けましたが、右手の指2本を切断する大けがをしました。
気象庁は、今後の積雪のほか、除雪作業中の事故などにも注意するよう呼びかけています。
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