関東甲信が入梅、今後2週間は大雨の備えが必要
(last modified Mon, 06 Jun 2022 06:01:23 GMT )
6月 06, 2022 15:01 Asia/Tokyo
  • 大雨
    大雨

日本の気象庁が、関東甲信越地方の入梅を宣言しました。

日本の報道各社によりますと、前線や低気圧の影響で関東甲信や伊豆諸島には雨が降り続いており、この先1週間程度も曇りや雨の日が多いと見込まれることから、気象庁は日本時間の6日月曜午前11時「関東甲信が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。

関東甲信の今年の梅雨入りは平年より1日、去年より8日、いずれも早くなっています。

6日夕方にかけて局地的に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は低い土地の浸水や土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。

前線を伴った低気圧の接近が近づく影響で関東南部や伊豆諸島では6日夕方にかけて激しい雨が降るおそれがあります。7日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、関東南部と伊豆諸島で120ミリ、関東北部で100ミリ、甲信で80ミリと予想され、気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

今週は平年に比べて気温が低い日が続く見込みで、体調管理にも注意が必要です。

関東甲信で梅雨入りの発表となった理由について、気象庁は「関東甲信では、太平洋高気圧の張り出しに伴って湿った空気が入りやすく、上空には寒気もあるため、今後しばらくは大気の状態が不安定になり、曇りや雨の日が多く続くとみられたので、梅雨入りの発表となった」と説明しています。

関東甲信が九州南部や四国よりも先に梅雨入りした例はこれまでもあり、2005年には関東甲信が九州南部と四国のいずれよりも早く梅雨入りしました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem