6月 11, 2016 21:26 Asia/Tokyo
  • イスラエル軍がパレスチナ人のデモ隊を襲撃、数名が負傷

シオニスト政権イスラエル軍が、ヨルダン川西岸でパレスチナ人のデモ参加者を襲撃し、これにより数名のパレスチナ人が負傷しました。

パレスチナのワファ通信によりますと、ヨルダン川西岸・カルキリヤ東部の村に住むパレスチナ人住民は、10日金曜、シオニスト政権の敵対的な拡張主義政策に抗議する中で、デモを行いました。

デモ参加者は、スローガンを唱え、人種差別的な分離壁の建設と、村の幹線道路の封鎖に対する反対を表明しました。

この中で、シオニスト政権軍が催涙ガスやプラスチック弾を使用したことで、抗議者数人が負傷しました。

シオニスト政権はパレスチナ人の闘士が被占領地に入ってくるのを防ぐという口実で、ヨルダン川西岸に分離壁を建設しており、これにより、パレスチナ人の土地数百ヘクタールを占領することができました。

シオニスト政権は、700キロに及ぶ分離壁の構築を最終段階にまで進めており、これによって、パレスチナの村の交流が断絶しています。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、イスラエルの人種差別的な分離壁を国際法に対する明らかな違反だとし、この分離壁の建設中止を求めています。

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