6月 20, 2016 19:23 Asia/Tokyo
  • パレスチナ人に対するイスラエルの厳しい対応の強化

シオニスト政権イスラエルが、拡張主義的な目的を実現するため、パレスチナ人に対して、人道に反する厳しい対応を開始しました。

ハージーハーニー解説員

シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ人の建設活動に対する厳しい対応の強化を指示しました。ネタニヤフ首相はさらに、ヨルダン川西岸でのシオニスト入植地の拡大を支持しました。

聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの市役所は、ラマラと聖地の間に新たな入植地を建設するプロジェクトを開始しようとしています。人口構成をシオニストに有利に変更しようとしているシオニスト政権は、さらに、許可がないなどの根拠のない理由でパレスチナ人の住宅を破壊しています。

この政権は、聖地の対イスラエル抵抗運動インティファーダを抑制するため、パレスチナ人の抗議者の住宅の破壊や彼らの家族の追放など、厳しい処罰を検討しています。国連は少し前、今年に入ってからのパレスチナ人の住宅の破壊に懸念を表明しました。今年に入ってから最初の3ヶ月で破壊されたパレスチナ人の住宅の数は、昨年1年間の数を上回っています。

こうした中、シオニスト政権は、ヨルダン川西岸で、特に夏のラマザーン・断食月に、パレスチナ人が使用する水道を何度も止めており、彼らの問題を増加させ、別の場所での生活を余儀なくさせています。シオニスト政権は、1967年以来、パレスチナ人の水の使用権のうち、15%のみの利用を許可しており、自分たちは85%を利用しています。シオニスト入植地のユダヤ教指導者評議会の関係者は、シオニスト入植者に対し、ヨルダン川西岸のパレスチナ人が居住する地域や農村の飲料水を汚染し、その住民から略奪を行い、オリーブ園を破壊するよう求めました。

シオニスト政権軍は、日々、パレスチナ人を攻撃しており、その中で多数が殉教、負傷、あるいは身柄を拘束されています。昨年10月に聖地のインティファーダが始まって以来、215人以上のパレスチナ人が殉教、数千人が負傷したり、身柄を拘束されたりしています。シオニスト政権は、犯罪を拡大し、パレスチナ人の抵抗運動の継続を断念させようとしています。シオニスト政権のリーベルマン戦争大臣が、このポストを引き受ける際に提示した条件のひとつは、パレスチナ人の殺害と暗殺の政策を継続することだったと言われています。

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