6月 29, 2016 16:19 Asia/Tokyo
  • 国連事務総長、ガザ地区封鎖の継続に警告

国連のパン事務総長が、ガザ地区の封鎖の継続に警告を発しました。

イルナー通信によりますと、国連のパン事務総長は28日火曜、シオニスト政権のネタニヤフ首相と会談する中で、シオニスト政権のガザ封鎖を批判し、ネタニヤフ首相に対して、パレスチナとの和平にむけた勇気ある行動をとるよう求めました。

パン事務総長はまた、パレスチナにおけるシオニスト政権の占領政策の継続と、入植地の拡張は、パレスチナ人の怒りと、政治的な協議の失敗の要因になるとしました。

さらに、ガザ地区の危機的な人道状況に触れ、70%のガザの住民が人道支援を必要としており、若者の半数が無職となっていることは、彼らの間に失望を生み出す要因になるとしました。

シオニスト政権は2007年からガザ封鎖を強化しており、燃料や医薬品などの、生活必需品のガザ地区への搬入を禁止しています。

シオニスト政権はまた、これまでに3回に渡りこの地域を攻撃しており、ガザ地区の広い範囲を破壊しました。

パン事務総長は使節団を率い、ガザ地区に入っています。

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