10月 29, 2023 20:35 Asia/Tokyo
  • パレスチナ自治政府のシュタイエ首相
    パレスチナ自治政府のシュタイエ首相

パレスチナ自治政府のシュタイエ首相は、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスについて「パレスチナの政治舞台の一部である」としました。

ハマスは今月7日、イスラエル占領軍の基地に対しガザから「アクサーの嵐」と呼ばれる奇襲作戦を開始しました。現在、イスラエル側は敗北の埋め合わせ及び報復、そして抵抗運動の阻止を狙い、ガザ地区のすべての検問所を閉鎖し、同地区を砲撃しています。

パレスチナ保健省は、イスラエルによるガザ地区への攻撃でこれまでに8000人以上が殉教したと発表しました。

アラブ首長国連邦のドバイに拠点を置くアラビア語ニュース衛星放送アル=アラビーヤによりますと、シュタイエ首相は29日日曜、「パレスチナ自治政府は、即時停戦やガザ地区への支援物資の搬送を求める。自治政府は、ハマスとイスラエルの間の捕虜の交換問題に役割を果たしている」と述べました。

これに対し、ハマスの軍事部門の報道官は、ビデオ演説の中で、「シオニスト政権側がすべてのパレスチナ人捕虜を釈放した場合にのみ、シオニストの捕虜たちを釈放する」としています。

ロイター通信はある消息筋の話として、シオニスト政権による攻撃が続いている中でも、カタールの仲介によりイスラエルとハマスの間の捕虜交換をめぐる協議は継続されていると報じました。

こうした中、パレスチナ赤新月社は、ガザに届く医療支援は非常に少ないとし、「ガザでの燃料枯渇は、悲劇的な状況を招くことになるだろう」としました。

 


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