11月 22, 2023 14:42 Asia/Tokyo
  • サウジアラビアのファイサル外相
    サウジアラビアのファイサル外相

サウジアラビアのファイサル外相が、シオニスト政権イスラエルの国際法違反に言及し、パレスチナ・ガザ地区での即時停戦を呼び掛けました。

ファイサル外相は、「イスラエルの国際法違反により、その正当性は脆弱化し、さらには暴力や過激主義の力を助長する格好となっている」と強調しました。

続けて、「今日の我々のメッセージは明確である。それは、ガザでの戦争を直ちに停止し、真剣な和平プロセスを開始する必要があるというものだ」と述べました。

また、「我々の優先事項は、ガザでの停戦を直ちに確立させ、それにより民間人を支援し、人道災害が危機状況となるのを防ぐことである」としました。

 

カタール外務省の報道官

 

一方、カタール外務省の報道官は21日火曜、記者会見において、ガザ地区での停戦宣言に近付いているとしながら、「カタールの調停は最終段階に入り、停戦合意に最も近い所まできている」と述べました。

 パレスチナ抵抗勢力は先月7日、占領者政権イスラエルの拠点に対して奇襲作戦「アクサーの嵐」を実施しました。これに敗北を喫したシオニスト政権イスラエルは、その挽回と報復、また抵抗勢力の活動を停止させる目的で、ガザに通じるすべての回廊を閉鎖して同地区への攻撃に着手しました。

現在も続くこれらの攻撃により、ガザで殉教したパレスチナ人はこれまでに1万3000人以上を数え、さらに少なくとも3万人の負傷者が出ています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ