11月 29, 2023 17:53 Asia/Tokyo

先日シオニスト政権イスラエルから解放されたパレスチナ人の若者が、刑務所内で激しい暴行を受けたうえ、様々な権利を侵害されていたと証言しました。

カタール衛星通信アルジャジーラは28日、イスラエル政権から解放された16歳のパレスチナ人青年のインタビューを放映しました。この青年は、勾留されていたイスラエルの軍刑務所内で激しい暴行を受け、手を骨折したほか、体中が打撲しあざだらけになったと語りました。

青年によると、刑務所の医療関係者は彼を治療することは一切なかったため、解放後に初めて赤十字の治療を受けることができたということです。

この青年はまた、勾留中に別のパレスチナ人捕虜がイスラエル政権軍による暴行で頭を強打し、殉教したと証言しました。

イスラエル政権のパレスチナ人捕虜の扱いについては、この青年以外からも、シオニスト兵士が捕虜を罵倒した、服を着させなかった、靴を履かせないまま解放のために赤十字の車両に乗せたなどの証言が出ています。

また、イスラエル軍が刑務所内のパレスチナ人捕虜に食事を与えず、彼らをあたりまえのように衰弱させていたという証言もあります。

こうした中、パレスチナ紙アル・ゴドスのニュースサイトは、イスラエル軍から解放されたパレスチナ人捕虜1人が、赤十字の車両から降りてすぐに体調を崩し、救急車で搬送されたと伝えました。

 


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