12月 02, 2023 20:48 Asia/Tokyo
  • イスラエル兵がパレスチナ人遺体から臓器盗む
    イスラエル兵がパレスチナ人遺体から臓器盗む

人権団体が、シオニスト政権イスラエル軍の兵士がガザ地区のパレスチナ人の遺体から臓器を盗んでいると非難しました。

トルコのテレビ局・TRTによりますと、ユーロメッド人権モニター(Euro-Mediterranean Human Rights Monitor)は、イスラエル軍がガザ北部のシャファー病院とインドネシア病院から多数のパレスチナ人殉教者の遺体を持ち去り、遺族に引き渡していないと報じました。

ガザのパレスチナ保健省も、遺体が盗まれたことを認め、「占領者たるシオニスト政権軍は、シャファー病院を攻撃した際、病院と霊安室から130体の殉教者の遺体を盗み出して持ち去った」としています。

ユーロメッド人権モニターは、シャファー病院の医療従事者の話を含めたこれまでに得た証言・証拠から、シオニスト政権軍が遺体から蝸牛管や角膜、肝臓、腎臓、心臓といった移植に使える体の一部を取り出したと見られるとし、この疑惑を深刻なものだとしました。

イスラエル軍による臓器窃盗疑惑は、複数のメディアでも取り上げられています。

もっともこうした疑惑は今回が初めてではなく、2009年にはスウェーデンの新聞が、イスラエル政権軍が90年代にパレスチナ人の若者を誘拐・殺害して臓器を奪ったと伝えています。

ユーロメッド人権モニターは、イスラエル政権が今回の戦争で殉教したパレスチナ人の遺体を持ち去ったことを非難し、同政権に国際法を遵守するよう求めていますが、イスラエル政権は注意を向けてはいないということです。

 


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