1月 29, 2024 17:34 Asia/Tokyo
  • シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相
    シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相

パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの政治局員が、「シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相は、個人的・政治的理由から、パレスチナ・ガザでの戦争継続を望んでいる」と述べました。

ハマスの政治局員であるフサーム・バードラーン(Husam Badran)氏は、「ネタニヤフ首相は、ハマスの壊滅が不可能であることを分かっている。同首相にとって何より重要なのは、個人的な利益だ」と強調しました。

ネタニヤフ首相がこのように停戦を望まない状況の中、米紙ニューヨーク・タイムズは、ガザ戦争停止に向けた10カ国の政府当局者の動きを報じました。

同紙は、アメリカとアラブ諸国の政府高官がガザでの停戦およびその後の状況管理や独立国家パレスチナ樹立を約束する合意をまとめようとしていると説明しながら、「主な協議は総じて、ガザでの停戦確立に焦点が当てられている」としました。

その一方で、この報道では「ガザでの戦争開始から113日が経過し、パレスチナの難民が非常に困難かつ厳しい状況に置かれているが、一部の諸国は、イスラエル政権が行うガザへの新たな陰謀の中でこの政権を支持する側に回り、UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関への資金拠出を停止した」とされています。

最新の統計によれば、ガザでは昨年10月7日にイスラエル側による攻撃が開始されて以降、パレスチナ人殉教者数は2万6257人を超え、約6万5000人が負傷しています。

 

 


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