11月 28, 2016 19:41 Asia/Tokyo
  • 国連世界食糧計画、イエメンの人々の栄養不良の実態について警告

国連の世界食糧計画が、西部フダイダ州と初めとするイエメンの栄養不良の実態について警告しました。

レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、世界食糧計画は150万人以上のイエメンの子どもが栄養不良に苦しみ、彼らのうち3分の1以上が深刻な状態にあると警告を発しました。

この報告によりますと、西部フダイダ州の10万人以上の子どもを含めた、30万人のイエメン人の子どもが、栄養不良により死の危険にさらされているということです。

世界食糧計画はまた、イエメンで栄養不良の危険に瀕している人々の数を、1400万人と発表しました。

サウジアラビア軍はこの数ヶ月、イエメンのフダイダ港を包囲しています。

アメリカの全面的な支援を受けた、この1年8ヶ月に及ぶサウジアラビアのイエメン攻撃により、およそ1万人のイエメン人が死亡し、2万人が負傷しました。

また、この攻撃で、イエメンのインフラの80%以上が完全に破壊されています。

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