3月 14, 2016 19:42 Asia/Tokyo
  • イスラエル紙、「過去2年間におけるパレスチナへの使用禁止兵器の使用例は6万件」

シオニスト系の新聞ハアレツが、過去2年間でパレスチナ人に対し使用禁止兵器が使用された例が6万件報告されていると報じました。

ハアレツ紙は、シオニスト政権イスラエル軍が2年前からパレスチナ人に対し、殺傷力の高い新型のスポンジ弾を使用している事実を認め、「このスポンジ弾により、聖地ベイトルモガッダス・東エルサレムに居住する多数のパレスチナ人が失明、あるいは顔面や手足を骨折している」としています。

イスラエルの警察が、イスラエル市民権団体に提供した情報や統計によりますと、イスラエルの警察官は2014年には3万5000回以上、さらに2015年はおよそ2万2000回にわたって、パレスチナ人に対しスポンジ弾を使用したとされています。

ちなみに、イスラエルの警察は2013年にはおよそ7162件、また2012年には5860件、さらに2011年にはおよそ3610件の事例においてこの種の銃弾を使用しました。

イスラエル警察は、この問題に対する釈明として、警察官は自らや他の警官の生命の危険を阻止するため、こうした銃弾の使用を余儀なくされたと表明しています。

シオニスト政権の法律によりますと、高齢者や妊娠中の女性、そして子供に対し、使用が禁止される銃弾を発してはならないとされています。

これについて、パレスチナ保健省の報道官は、パレスチナ・ラーモッラーにおいて、「シオニスト政権は、パレスチナ人に対する攻撃において使用禁止兵器を使っており、これにより多数のパレスチナ人が身体に重大な損傷を受けている」と語りました。

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