サウジアラビアに対するアメリカ製武器輸出が継続
アメリカが、サウジアラビアからの利益搾取という政策を継続する中、同国に150億ドル相当の兵器を売却します。
ロイター通信によりますと、アメリカ国務省は29日木曜午前、「アメリカとサウジアラビアの政府関係者は今月26日、合意を締結しており、これによりサウジアラビアは、アメリカ製ミサイルや武器のほか、THAAD・高高度ミサイル防衛システムを購入する」と表明しました。
アメリカ政府と、同国の武器製造企業はこの数週間、特にサウジ人ジャーナリスト・ジャマル・カショギ氏殺害事件後、サウジアラビアに対する1200億ドル相当の武器売却契約を維持しようと動いています。
アメリカは、自らの利潤追求主義的な政策に基づき、イエメン戦争などのサウジアラビアの犯罪行為を擁護しており、カショギ氏殺害事件に関してもサウジアラビアに反対する立場は全くとっていません。
カショギ氏は、サウジアラビアの反体制派ジャーナリストで、先月2日にトルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館に入った後、行方不明となりました。数日後、一部メディアは、カショギ氏が総領事館内で残忍な方法で殺害されたと報じました。
一方、2015年3月から始まっているイエメン戦争により、これまでにイエメンのインフラの80%以上が破壊され、同国では数万人の死傷者が出ています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj
https://www.instagram.com/parstodayjapanese/