May 28, 2019 18:24 Asia/Tokyo
  • パレスチナ自治政府のアッバス議長
    パレスチナ自治政府のアッバス議長

パレスチナ自治政府のアッバス議長が、「世紀の取引は実行不可能だ」と語りました。

レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、アッバス議長は27日月曜、いわゆる世紀の取引の一部とされる、バーレーンでの経済会合の開催計画に反応し、「パレスチナ問題は、経済会合の開催ではなく、政治的な方法によって解決されることが可能である」と述べています。

また、「世紀の取引という破廉恥な取引は、最終的に地獄行きとなり、来月の開催を目指して準備が進められているバーレーン会合も地獄行きとなるだろう」としました。

バーレーンの著名なイスラム聖職者イーサー・ガーシム師も、「世紀の取引はアメリカ、シオニスト政権イスラエル、そして「パレスチナ問題を支配する一部のアラブ諸国の陰謀だ」と語っています。

パレスチナ駐在の中国大使も「中国とロシアは、バーレーン会合には参加しない」と述べました。

世紀の取引は、サウジアラビアなどの一部のアラブ諸国の協力と合意により作成され、パレスチナ人の権利蹂躙を目指したものです。

世紀の取引により、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムはシオニスト政権に移譲され、他国に拡散しているパレスチナ難民は帰還の権利はなく、パレスチナは現在のガザ地区やヨルダン川西岸に残るわずかな地域のみを領有することになります。

 

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