バーレーンでの反パレスチナ会合開催への強い反対が継続
アメリカとシオニスト、サウジアラビアによる反パレスチナ会合のバーレーン・マナーマでの開催に対する、人々の強い抗議と反対が続いています。
いわゆる世紀の取引と称する反パレスチナ的な計画の実施の第1段階として、バーレーンで今月25日と26日に経済会合が開催されます。
パレスチナ人の権利喪失を狙った、このアメリカ的な計画によれば、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムはシオニスト政権イスラエルに委譲され、他国に拡散しているパレスチナ人難民は帰国の権利を与えられず、パレスチナ人はガザ地区とヨルダン川西岸の領有権のみを有することになります。
パレスチナ自治政府は、バーレーンでのこの経済会合への参加をボイコットするとともに、アメリカが全力を挙げてイスラエルを支持し、パレスチナ独立国家の成立を阻止しようとしている、と見ています。
パレスチナイスラム抵抗運動ハマスや、パレスチナイスラム聖戦運動などの各パレスチナ団体も、今回のマナーマ会合や世紀の取引の計画に強く反対しています。
パレスチナ・イスラム系の各団体・組織は、24日月曜にパレスチナ全域での抗議デモ開催のため、アメリカの監視下でのマナーマ会合への抗議行動への参加を呼びかけました。
バーレーンの各団体や活動家は、マナーマにおけるアメリカ・シオニスト的な会合の開催に抗議しています。
イルナー通信によりますと、バーレーン市民は22日土曜、マナーマ各地で抗議デモを実施し、パレスチナ人の権利を蹂躙しようとしているアメリカとシオニスト政権に同調しているバーレーンのハリーファ政権および、アラブ諸国政府に対する怒りを表明しました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ