Pars Today

バーレーンで、民主革命５周年記念日を前に、同国のハリーファ政権が厳戒態勢を敷いています。

バーレーンの革命派系のテレビ局アッルールーが３１日日曜、報じたところによりますと、ハリーファ政権は人々による抗議デモを阻止するため、厳重な警備体制を敷き、首都マナーマ近郊で一部の民家を襲撃しました。

さらに、３０日土曜にはバーレーンの治安部隊による民家の家宅捜索で、１１人が身柄を拘束されています。

こうした襲撃や家宅捜索は、裁判所の令状のないまま行われました。

バーレーンの人権センターは、同国の治安部隊が先週、子供数名を含む３１名を政治犯として逮捕したことを明らかにしました。

バーレーンでは、２０１１年２月１４日からハリーファ政権に対する平和的な抗議デモが行われています。

バーレーンの人々は自由と公正の確立、差別の撤廃を求めていますが、彼らのこうした要求は、ハリーファ政権に弾圧されています。