Pars Today
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とEUのボレル外務・安全保障政策上級代表が電話会談をおこない、制裁解除を目指す協議の最新情勢、イランとEUとの二者関係、およびイランにおける最近の問題について、意見を交換しました。
プライス米国務省報道官は、バイデン政権がイランでの騒乱に注力していると認め、合意の用意がないとしてイランを非難しました。
アメリカ財務省が先月29日に声明を発表し、イラン産原油輸出助長を理由に、10の企業と船舶1隻を制裁対象者リストに掲載したことを明らかにしました。
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、「EU調整官や一部の外相らを通じて、わが国とアメリカの間で、核協議をめぐるメッセージの交換が実施されているところである」と語りました。
イラン核協議団の顧問を務めるマランディ氏が、「西側諸国の立場は、対イラン圧力増大の隙を与えない」と語りました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、この数日にアメリカ側から合意達成に向けた善意と意志があるという内容のメッセージを受信したとし、「我々はアメリカ側に対し、現実を直視することで自らの善意と意志を示すよう告げてある」と語りました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「イランは恒久的な合意の達成に真剣である」としました。
G77プラス中国が、声明の中で、イランに対する通商・経済面での一方的な措置の早急撤廃を求めました。
バイデン米大統領が改めて、「対イラン核合意に復帰する用意がある」と主張しました。
ライースィー・イラン大統領が、「我々は交渉のための交渉ではなく、公正かつ論理的な結論と合意への到達を目的とした交渉に同意する」とし、「核合意の行き詰まりは、その原因を作った者の手で解かれるべきである」と語りました。