アメリカ国防総省が、イラク領内にある米軍基地へのイランのミサイル攻撃による負傷者数の統計を五月雨式に増やす中、109人の米兵がこの攻撃で外傷性脳損傷を受けたことを明らかにしました。
イラクのシーア派組織ヒズボッラーのモハメド・モヒー報道官が、「当組織は、抵抗軍の司令官らをテロ暗殺したというアメリカの犯罪に、必ず報復する」と語りました。
イラン・イスラム革命防衛隊航空部隊のハージーザーデ司令官が、「近く、先月8日にイラク・アサド米空軍基地に対して当軍が行ったミサイル攻撃について、新たな情報を開示する」と語りました。
米下院の議員2名が国防総省に対して、イラク西部アンバール州アサド米軍基地へのイランの報復攻撃で負傷した米兵の数について明らかにするよう求めました。
西アジアなどを管轄するCENTCOM・米中央軍司令部が、「イラク西部のアサド空軍基地への攻撃後も、アメリカは依然としてイランの報復攻撃に備える態勢をとっている」と表明しました、
CNNが、イラク西部アサド米軍基地に対するイランのミサイル攻撃で米兵64人が負傷したと報じました。
米国防総省が小出しに情報開示する中、イラク・アサド基地へのイランのミサイル攻撃による負傷者の増加を発表し、50人の米兵が脳に損傷を受けたとしました。
今年行われるアメリカ大統領選予備選へ出馬表明している民主党ピート・ブティジェッジ氏が、在イラク米軍基地へのイランの報復攻撃で米兵が外傷性脳損傷を負った事実を過小評価しようとするトランプ大統領の小細工を批判しました。
駐イラク・アサド米空軍基地に対するイランのミサイル攻撃を受け、航空地図によればこの攻撃で発生したと思われる死傷者が、イラク・バグダッドからドイツ及びアメリカに搬送された可能性が浮上しています。
イランは今月8日、イラク領内にあるアサド米空軍基地をミサイル攻撃しました。これはイラン革命防衛隊ソレイマーニー司令官らを暗殺した米国への報復を意味する厳しい攻撃でした。