イランのザリーフ外相が、「イスラム革命防衛隊のミサイル作戦は、イラク政に周知の上で実行された」とし、「イランはイラクの領土保全や独立性の維持を非常に重視している」と強調しました。
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官が、7日火曜、イラン南東部ケルマーン州で執り行われたソレイマーニー司令官の葬儀・埋葬式において、「わが国は革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレイマーニー司令官暗殺の実行犯を後悔の念に追い込む、断固たる厳しい報復を加える」と語りました。
イラク軍が声明を発表し、イランイスラム革命防衛隊による米軍基地攻撃によって数名のイラク人兵士が亡くなったとする米政府関係者の主張を否定しました。
イランの政府関係者が、同国のソレイマーニー司令官暗殺の報復として行われたイラク領内の米軍基地へのミサイル発射を支持し、米軍の地域駐留の終結の必要性を強調しました。
イランイスラム革命防衛隊が8日水曜未明、同ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官の暗殺という米テロリスト軍への報復として、イラクにある米空軍基地を数十発のミサイルで攻撃しました。
イランのザリーフ外相が、米軍によるソレイマーニー司令官暗殺へのイスラム革命防衛隊の厳しい報復に言及し、「イランはアメリカが犯すどんな過ちにも、断固とした返答をするだろう」としました。
イランのローハーニー大統領が、アメリカ軍によるイランのソレイマーニー司令官の暗殺に対する厳しい報復に触れ、「アメリカの犯罪に対するイランの最終的な報復は、アメリカを地域から駆逐し、今後その存在、駐留を断ち切ることだ」と語りました。
イランのザリーフ外相がトルコ、マレーシア、オーストリア各国の外相らとの電話会談に臨み、地域の最新の動きについて意見を交わしました。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、イラク領内にある米軍基地2カ所に対するイランイスラム革命防衛隊のミサイル攻撃を「1発の平手打ちだ」とし、「今回のこうした形での軍事措置では十分ではない。地域に破壊や腐敗をもたらす米軍の駐留を終わらせなければならない」と語りました。
パールストゥデイが、イランイスラム革命防衛隊による8日水曜未明のイラクの米軍基地へのミサイル攻撃と命中の瞬間の動画を公開しました。