Pars Today
第16回国際観光展および第33回国内手工芸展が、今月7日から4日間にわたりテヘランで開催されています。
イラン北西部アルダビール州のアゼルバイジャン共和国との国境に近いアンバラーンは、手織りのキリムの生産地です。
イランは、数多くの芸術の発祥地です。そのひとつに、金属の表面に美しい模様を描く金属工芸があります。
かつて武士用刀を鍛造することで有名だった岐阜県関市の包丁砥ぎ工房では、日々職人が包丁を研ぎ、磨いていますが、彼らの小さな工場が今や、全世界の需要に追いつかず、「うれしい悲鳴」を上げています。
イラン中部ヤズド州の町で生産される、ズィーローと呼ばれる独自の手織りの敷物は、同国の芸術家の文化や思考が反映された、後世にまで残る遺産です。
イラン北部のマーザンダラーン州は、カスピ海南岸に東西に広がる地域です 。
陶磁器は、人間の最初の活動の一つで、イランでも長い歴史があります。
イラン中部ヤズドの銅細工バーザールは、観光客誘致や銅細工の普及などの、経済的、社会的、文化的な影響力を持つ場所です。
イラン北西部ザンジャーン州は、ゴルトゥグ村の手織り絨毯が国際的に登録されており、さらに同州のハムセ及びビードギーネといった地域の絨毯も、国の文化財に登録されています。
各都市は、気候や人々の生活様式の型に応じて、多種多様な独自の手工芸を有しています。イラン中部・ヤズドの手工芸品もその悠久の歴史から、数千年前のものとなっています。