OPEC・石油輸出国機構の増産に、イランが大きく貢献しています。
米エネルギー省は、同国の戦略石油備蓄(SPR)が1000万バレル以上減少したことを発表しました。
イランのオウジー石油大臣は、国内の計120億ドル分の石油プロジェクトが操業開始に至ったとしました。
サウジアラビアなどOPEC石油輸出国機構や、ロシアなどそれ以外の産油国を含むOPECプラスの加盟国の供給減少により、世界市場で原油価格が上昇しました。
イランのオウジー石油大臣は、「わが国の石油生産量は日量320万バレル近くに達している」としました。
イラン石油省のホジャステメフル次官が、同国の石油生産量が日量350万バレルに増加したとしました。
海運筋の統計から、イランのLPG液化石油ガスの輸出が増加傾向にあることが分かりました。
OPEC石油輸出国機構は最新統計で、2022年にイランで確認できた石油埋蔵量が2086億バレルとなり、同国の埋蔵量が依然として世界第3位であるとしました。
中国が今年上半期にロシアから輸入した石油が、日量213万バレルに達しました。
イランが今年6月、日量275万4000バレルの石油を生産し、OPEC石油輸出国機構内での順位を上げ、1年7ヶ月ぶりに4位に返り咲きました。