イランで、騒乱を起こした暴徒を非難し、イスラム体制を支持する市民のデモが、4日木曜も継続されています。
イランのホシュルー国連大使が、国連安保理議長に宛てた書簡において、イラン国内での暴動への支持といったアメリカの内政干渉に抗議しました。
イランのザリーフ外務大臣が、アメリカのトランプ大統領のイランの人々に対する偽りの態度を批判しました。
イランイスラム革命防衛隊のジャアファリ総司令官が、新たな扇動は失敗したとして、「イランの賢明で洞察力ある人々は、イスラム体制に反対する騒動を失敗させるため、扇動者や騒動を起こすものや外国から施しを受けるものと決別した」と強調しました。
イランの人々が、国内の各都市で大規模な抗議行進を実施し、敵の新たな陰謀と、暴徒たちによる公共の財産の破壊に対する怒りと嫌悪を示しました。
この数日、イランの一部の都市で、物価の高騰や失業問題、生活状況の問題、経営破綻した金融機関の預金者への未対応により、抗議集会が行われています。
シリア、トルコ、イラクや、レバノン、パレスチナの各グループが、アメリカのイランに対する内政干渉を非難しました。
イラン外務省のガーセミー報道官が、トランプ大統領の侮辱的なツイッターに対して、「トランプ大統領は、イランの内政干渉を自制するとともに、よい言動を自身の業務の基本とすべきだ」と強調しました。
イランの状況が平穏化する中で、アメリカ政府関係者は、騒乱を起こす人物をあおリ、引き続き干渉的な発言を行っています。
チェコ保安・情報庁の事務局長が、「西側諸国やシオニスト政権イスラエル、そしてイラク・クルド人自治区やアフガニスタン西部ヘラートに駐在する一部アラブ諸国の代表者が、国内に因子を送り込み、イランでの騒乱の音頭を取る役割を担っている」と語りました。