エスパー米国防長官の解任のわずか1日後の10日火曜夜、ジェームズ・アンダーソン国防次官(政策担当)が辞任しました。
アメリカのトランプ大統領は、同国のエスパー国防長官を解任しました。
河野太郎防衛相は29日土曜、米領グアムにあるアンダーセン空軍基地を訪問し、エスパー米国防長官と会談しました。
エスパー米国防長官が、「中国の核兵器への対抗を目的とした、アメリカ核武装軍の最新鋭化が急務である」と語りました。
米国政府内で緊張と意見対立が続く中、トランプ米大統領はエスパー国防長官を解任する可能性があると発表しました。
エスパー米国防長官は8日土曜、アフガニスタン駐留米軍の規模が今年11月末までに5000人以下へ縮小するとの方針を述べました。
最近発生したレバノン・ベイルートでの爆発事故に関して、トランプ米大統領がこれを「攻撃」だとした一方で、エスパー米国防長官はこれを否定し、これに関する証拠はないとしています。
アメリカのエスパー国防長官が、国内各地で展開されている抗議運動への対処をめぐり、トランプ米大統領との見解の対立から、解任寸前に追い込まれていたことが明らかになりました。
米国の新型コロナ感染者が世界一であるにもかかわらず、米国防長官は、同省の戦略上の優先事項はその保有する核装備の最新鋭化であると発表しています。
米国国防総省は、世界各地に駐留中の米軍の移動を一時停止させています。