西アジア地域駐留の米テロ兵を統括する中央軍(CENTCOM)のケネス・マッケンジー司令官が、イラクのアサド米軍基地に対しイランが昨年行ったミサイルでの報復攻撃の際に基地を引き払っていなければ、150人の兵士が死亡した可能性があったと告白しました。
アメリカ国防総省の関係者が、イランのミサイル攻撃による犠牲者数の隠蔽工作を正当化し、これを不可避だとしました。
アメリカ国防総省が、イランによるイラク・アサド米軍基地への報復攻撃で、負傷した米兵の数をこれまでの発表より1人増やし、110人としました。
先月のイランの報復攻撃による米軍の被害を過小評価するトランプ米大統領の言動に非難が続く中、1年前に米兵の夫を亡くした大学教員が、「トランプ大統領の言葉は米兵の家族をひどく傷つけている」と批判しました。
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官が、イランがイラクにある米軍のアサド空軍基地にミサイル攻撃を行ったことで世界でのアメリカ政府の計画が崩れたことを強調し、「この攻撃は、イランの戦略的対応の終着点ではなく、アメリカの犯罪に対する報復の出発点だ」と述べました。
イランイスラム革命防衛隊のファダヴィ副司令官は、アメリカに対し、イランの攻撃によりイラクのアサド米軍基地が受けた被害の程度を、自ら認めるよう促しました。
アメリカの政治専門紙ザ・ヒル(The Hill)の電子版が、イラク・アサド米空軍基地に対するイランのミサイル攻撃で米兵が受けた脳損傷は深刻なものだったとし、「これらの損傷による後遺症は、負傷者の健康に生涯にわたって影響を与えかねない」として強い懸念を示しました。
日本の英字紙ジャパンタイムズが、「イラクのアサド米空軍基地への攻撃で、イランのミサイルが正確に命中したことは、アメリカと同盟国に恐怖を植えつけた」と報じました。
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官が、「米とイスラエルはシリアとイラクにおいてイランを撃退するために役割分担を行っている」とした、シオニスト政権イスラエルのある政府関係者の発言に反応し、「アメリカとシオニスト政権が過ちを犯せば、当防衛隊はその両方に対し断固として報復する」と語りました。
米シンクタンク 米戦略国際問題研究所(CSIS)が、「駐イラク米軍基地へのイランの攻撃は、同国のミサイルが持つ驚異的な命中精度や破壊力を証明するものだ」としました。