大手電機メーカーの東芝が、社会インフラや半導体など多岐にわたる事業を再編し、3つの会社に分割する方針を決めたと発表しました。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが17日、東芝の取締役会議長を務める永山治氏が、取締役会の刷新と新たな最高経営責任者(CEO)選任により問題解決のめどが立ち「全体が正しい方向に向かっていることを確認」すれば、辞任を検討する考えを明らかにしたと報じました。
東芝が13日、昨年7月の株主総会で海外投資家に不当な圧力をかけていたとする外部の弁護士による調査報告を受けて大株主が辞任を求めていた太田順司氏と山内卓氏の社外取締役2人について、来期の選任候補者から除外すると発表しました。
東芝の第2位株主である3Dインベストメント・パートナーズが、永山治取締役会議長など取締役4人の即時辞任を要求したことが明らかになりました。
東芝が去年7月の株主総会を前に経済産業省と連携して筆頭株主の投資ファンドの提案の妨害を試みた、とする報告書が公表されたことについて、梶山経済産業大臣が「まずは東芝の対応を待ちたい」との考えを示しました。
NHKが、ハッカー集団「ダークサイド」が、東芝のフランスの拠点にサイバー攻撃を行ったことが分かったと報じました。
英プライベートエクイティ・未公開株式企業のCVCキャピタル・パートナーズが、日本の東芝に買収提案したことが明らかになりました。