シオニストにより、数百軒のパレスチナ民家が破壊
(last modified Sat, 24 Dec 2022 09:00:36 GMT )
12月 24, 2022 18:00 Asia/Tokyo
  • パレスチナ民家の破壊
    パレスチナ民家の破壊

シオニスト政権イスラエルが2022年中に、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区および聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにある、約1,000軒のパレスチナ人の民家を破壊したことが判明しました。

イスラエルはパレスチナ民家の破壊および、入植地の建設により、パレスチナ各地の地理的構造を変え、同地域での支配強化を目的に、これらの地域をユダヤ化しようとしています。

シリア国営サナ通信によりますと、シオニスト入植地建設に対する抵抗委員会の責任者は、「2022年はパレスチナ人にとって極めて多難な年だった。それは、イスラエル側がヨルダン川西岸にある850 軒の家屋と商工農業関連施設を破壊し、数百世帯が立ち退きを余儀なくされ、生活手段を奪われたである」と語りました。

また、「イスラエル占領軍はさらに、ヨルダン川西岸地域のさらに1150軒の家屋を破壊すると警告してきた」と述べました。

さらに、「占領下の聖地では、ここをユダヤ化するというイスラエル政権の計画に沿って、ブルドーザーがセルヴァン、イェシーヤ、ベイトハニナの各入植地にあるパレスチナ人の211軒の住宅や建造物を破壊した」としています。

パレスチナの各組織機関によりますと、約66万6,000人の入植者が、聖地東部を含むヨルダン川西岸地区の145の大規模な入植地と140 の集合住宅に住んでいます。

国連とおよび安保理はこれに先立ち、占領下のパレスチナ領での入植地建設を違法行為と宣言していました。

 


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