イスラエル刑務所でパレスチナ人収容者が殉教、そのメッセージと結果
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シオニスト政権イスラエルの刑務所に行政拘禁で収容されていたパレスチナ・イスラム聖戦運動メンバーのヒズル・アドナン氏が、抗議として行っていたハンガーストライキの87日目となった2日火曜午前、所内で意識を失い、その後同氏の殉教が確認されました。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
May 03, 2023 16:00 Asia/Tokyo
  • アドナン氏
    アドナン氏

シオニスト政権イスラエルの刑務所に行政拘禁で収容されていたパレスチナ・イスラム聖戦運動メンバーのヒズル・アドナン氏が、抗議として行っていたハンガーストライキの87日目となった2日火曜午前、所内で意識を失い、その後同氏の殉教が確認されました。

44歳になるアドナン氏は、占領者であるシオニスト政権の恣意的な拘禁に抗議してハンガーストライキを行っており、殉教前には体調を崩していました。今回の同氏の殉教では、次のような重要な点が示されました。

第一の点:殉教したアドナン氏は死を恐れておらず、自身の体が激しく衰弱してもなお、抗議のハンストを止めて敵であるシオニストに降伏することはありませんでした。同氏は遺書に次のように記していました:「私は刑務所からあなた方にこれらの言葉を送る。私の肉は削げ落ち、骨も崩れようとしている。体にはもう力が入らない」。このような行動や言葉から、アドナン氏とその同志たちが持つ抵抗への信念と、シオニストという敵に決して降伏しないという意思が示されました。

第二の点:アドナン氏の殉教は、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムとそれを占領するシオニスト政権のジェノサイド犯罪の明白な例です。同政権は、アドナン氏が危篤状態にあることを知っていながら、同氏の治療許可を出さず、さらには、弁護士、医師、法的代理人といった関係者の誰にも同氏の健康状態の把握を許しませんでした。このことから、今回の出来事は疑いなくシオニスト政権が責任を問われるべき犯罪となります。

第三の点:アドナン氏の行動パターンおよびシオニスト政権に降伏しなかったことは、彼とその同志たちが敵に対する最終的な勝利を強く信じていることを示しました。同政権に捕われた者たちが殉教しても、彼らは退却するどころか、抵抗を続ける決意をさらに強くしているのです。アドナン氏は、パレスチナ抵抗運動の同志たちへ宛てた遺書の中に、次のように記しました:「占領者らがあらゆることを行い、さらにその占領行為や圧制を続けようとも、絶望してはいけない。神の勝利は近づいている。神は勝利を約束しており、ほどなく助けをよこして下さる」。

第四の点:シオニスト政権は意図的に今回のような犯罪を行ったものの、それが引き起こす結果も知らされることとなりました。パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの報道官は、今回の件はシオニスト政権の刑務組織による一種の冷酷な処刑であったとしながら、同政権に対して、この犯罪は報復なしには済まないと警告しました。さらに、パレスチナ・イスラム聖戦運動の報道官も2日火曜、国際通信イランプレスとの独占インタビューにおいて、「アドナン氏の殉教とともに抵抗は続いていく。占領者らによる今回の犯罪は、パレスチナの人々にとってアドナン氏が歩んだ道に続く決意を固めさせることになる」と強調しました。このことから、イスラエル軍は同氏の殉教後、予想される反応に対処するため警戒レベルを引き上げています。

第五の点:最後に挙げられるのは、イスラエルの刑務所内でアドナン氏が殉教したことにより、刑務所に収容されるパレスチナ人とシオニスト政権との間で緊張や対立が高まるだろうということです。実際にアドナン氏の殉教が明らかにされたことを受けて、同氏がいたオフェル刑務所では、パレスチナ人収容者と刑務所のシオニスト職員らとの間で緊張が高まり衝突が起きています。

 


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