ガザ停戦が1日延長、聖地でパレスチナ人が対シオニスト作戦を実施
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスとシオニスト政権イスラエルの間の停戦がもう一日延長された一方で、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにてパレスチナ人が対シオニスト作戦に訴えました。
カタール国営衛星通信アルジャジーラによりますと、イスラエルとパレスチナの仲介役を務めるカタール外務省報道官は「イスラエル軍とハマスは30日木曜朝、停戦を1日延長することで合意した」と表明しました。
また、「ガザでの恒久的な停戦を達成させるべく、大規模な努力が進められている」と報じました。
これに関して、ハマスの幹部メンバーの1人も「恒久的な停戦達成に向け、停戦継続を確実にするための努力がなされている」とコメントしています。
レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、パレスチナ人戦士らが占領下の聖地エイトルモガッダスのバス停に向かって銃撃し、シオニスト1人が死亡、数人が負傷しました。
イスラエル側の病院関係者も、シオニスト1名が死亡し、他の数名が負傷したことを認めました。
同時に、イスラエル紙イディオト・アハロノトは、この作戦に参加したパレスチナ人3名がシオニスト兵士によって射殺されと報じました。
この対シオニスト作戦は、去る10月7日にガザ戦争が始まって以来4度目となり、また最も激しいものです。
パレスチナ・ヨルダン川西岸のラマラ西部で30日木曜朝、シオニスト兵士らが銃撃を行い、パレスチナ人の若者1人を殉教させたほか、4人を負傷させました。
イスラエル兵らは29日水曜午後、ヨルダン川西岸ジェニン市への侵攻中にパレスチナ人の幼い子供2人を殉教に至らせました。
去る10月7日以来、ヨルダン川西岸では240人以上のパレスチナ人がシオニスト兵士によって殉教しています。