新政権に50人以上の非シリア人;シリアは分裂するのか?
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新政権に50人以上の非シリア人;シリアは分裂するのか?
シオニスト政権イスラエルのメディアが、イスラエル政権がシリアを複数地域に分割することで西アジアにおけるトルコの拡張主義的傾向を抑制し、地域での自らの利益を実現しようとしている事実を認めました。
イスラエル新聞イディオト・アハロノトは、「アサド前政権打倒後の新生シリアに生み出された偽の平和は非常に憂慮すべきものである」と報じました。
パールス・トゥデイによりますと、アナリストの大半はシリアが間もなくテロリストの拠点になると見ています。
同紙はまた、「シリアの武装勢力HTSタハリール・アルシャームのジャウラ二ー最高幹部の発言はくるくる変わっており、外見も徐々に軍服からスーツ・ネクタイ着用の人物へと変化してきたと信じている。イスラエルはもちろん、世界との関係に関する彼の発言も真に受けてはならない」との見方を示しています。
一方、政治問題アナリストのアブドゥル・ラヒーム・アンサーリー氏も、現在のシリアは完全に占領された国だと述べています。
さらに、「シリアは占領されるか否か」という質問に対して、「X」において「シリアは現在既に占領されている。同国政府を支配している武装勢力の指導者がシリア人であるかは知られていない」と投稿しました。
また、「シリア新政府には50人以上の非シリア人が任命されているが、その中にはアラビア語すら分からない人物もいる。このような制度は長くは続かないだろう」と付け加えました。もう1人の西アジア問題専門家であるホセイン・ハージー氏も、「シリア情勢は非常に脆弱であるため、現在のシリア危機は多くの政治家を混乱させている」との見解を示しています。同氏によれば、政治過激派の肩書を持つ40以上の集団がシリアでのシェアを求めており、これは矛盾した出来事だということです。
さらに、政治問題の専門家セイフォルレザー・シャハービ氏は、「アメリカとシオニスト政権イスラエルの戦略の一つはアラブ・イスラム諸国を分断することであり、現在米とイスラエルがシリアを分裂させるのに最適な機会が生み出されている」と強調しました。