国連事務総長が、イエメンでのサウジアラビアの犯罪を非難
2月 29, 2016 22:06 Asia/Tokyo
国連のパン事務総長が、再度、イエメンの人々を殺害したとしてサウジアラビアを非難しました。
プレスTVによりますと、パン事務総長は29日月曜、声明の中で、28日日曜のイエメンの首都サヌアに対するサウジアラビア軍の戦闘機の攻撃を非難しました。
パン事務総長は、2015年9月以来イエメンへのサウジの攻撃の中で、今回の攻撃には最大の犠牲者を出したとしました。
また、イエメンに対するサウジ軍の陸や空からの攻撃の継続とイエメンでの衝突の激化に懸念を表明しました。
サウジアラビアの戦闘機は28日、イエメンの首都サヌア北部にある商業施設を爆撃し、これにより、女性と子供を含む民間人32名が死亡、他41名が負傷しました。
サウジアラビアが主導するアラブ連合軍はアメリカの支持により、2015年3月から、イエメンのハーディ前大統領を復権させる目的で、同国に対する大規模な攻撃を開始しており、この攻撃によりこれまでに、8300人が死亡、他1万6000人が負傷、数百万人が難民となっています。
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