イラン国会のインティファーダ支援国際会議事務局「“世紀の取引”は火遊びに等しい」
May 20, 2020 20:00 Asia/Tokyo
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パレスチナ・インティファーダ支援国際会議常設事務局
イラン国会所属のパレスチナ・インティファーダ支援国際会議常設事務局が、「パレスチナの処遇をめぐる“世紀の取引”計画は、火遊びに等しく、パレスチナをはじめ地域の怒りを爆発させかねない」としました。
パレスチナ・インティファーダ支援国際会議常設事務局は20日水曜、パレスチナ人との連帯を示す世界ゴッツの日を前に声明を出し、「米大統領が発案した“世紀の取引”計画はヨルダン川西岸を占領地に併合させ、具体的にパレスチナ国民を脇に追いやろうとするものだ。しかし、この計画によって、今後25年以内にシオニスト政権の辿る運命が確定しうるだろう」と表明しました。
また、「テロリストである米軍による、イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官の暗殺は、今後のさらに大きな勝利の出発点となり、司令官の血は、聖地ゴッツ(エルサレム)をはじめとする被占領地の解放を加速させるだろう」と強調しました。
さらに、パレスチナ問題と抵抗への支持を表明し、「パレスチナの本来の住民による住民投票は、パレスチナの国民の人権回復やパレスチナ占領の終結の解決策である」としています。
イスラム暦の断食月ラマザーンの最終金曜は、イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師の発案により、世界ゴッツの日と命名されました。
今年の世界ゴッツの日は5月22日です。
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