シリア対空防衛部隊が、イスラエルのミサイル攻撃に対抗
9月 03, 2020 16:39 Asia/Tokyo
シリア対空防衛部隊が2日水曜、同国中部ホムス県にあるT-4軍事空港へのシオニスト政権イスラエルによるミサイル攻撃に対抗しました。
シリア国営サナ通信は、同国軍の対空防衛部隊がT-4空港上空に飛来した数発のミサイルを追跡し、破壊したと報じています。
サナ通信はまたシリア軍の談話として、「イスラエル軍の戦闘機はさらに、T-4空港に向かって数発のミサイルを発射したが、これによる人的被害は出ていない」と報じました。
T-4空港はホムス県タドモル市西部にあり、地域ではテロ組織に対抗する最も主要な拠点とされています。
イスラエルは常にテロリストを後方支援し、シリアのインフラや軍事拠点を攻撃しています。
シリア危機は2011年、サウジアラビアやアメリカ、およびその同盟国がイスラエルに有利となるよう地域のパワーバランスの転換を狙い、大規模な攻撃をしかけたことから勃発しました。
シリア軍は最近、イランの軍事顧問やロシアの支援により、国内のテロ組織ISIS問題の収束に成功しています。
またそのほかのテロ組織も、敗北しつつあります。
イスラエルは、シリアでのテロリストの完全な敗北を強く懸念しています。
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