イエメンのミサイル・無人機がサウジ軍拠点を攻撃
6月 28, 2021 16:04 Asia/Tokyo
イエメン軍のヤフヤー・サリーア報道官は、ミサイルや無人機によってサウジアラビア領内の重要軍事拠点へ攻撃したと発表しました。
サリーア報道官は、この軍事作戦において、いずれもサウジアラビア南西部のナジュラーン市の王室警備隊基地、アブハー国際空港内の軍事施設、ハミース・ムシャイト市のマリク・ハーリド空軍基地に対して、弾道ミサイル5発と無人機5機による攻撃を行ったと発表しました。
同報道官は、「この作戦は自衛権に基づいて行われたもので、サウジアラビア主導アラブ連合軍によるイエメンへの侵略と封鎖に対する報復である」と述べました。
サウジアラビアは停戦のための努力をうたっているにもかかわらず、いまだにイエメン各地への爆撃を続けています。
サウジは2015年3月、アメリカやUAEアラブ首長国連邦、その他の国の支援を得て、イエメンへの軍事的侵略と同国の陸海空の国境の封鎖を行いました。サウジやその同盟国による攻撃で、現在までに1万7000人以上のイエメン市民が犠牲となり、数万人が負傷、数百万人が家を失ったとされます。
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