イエメン政府、「わが国の封鎖解除を欠く和平はない」
3月 31, 2022 18:00 Asia/Tokyo
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イエメン北部サアダ県への砲弾攻撃
イエメンが、同国の封鎖解除なしではいかなる和平の可能性もないと強調しました。
サウジアラビア主導アラブ連合軍は29日火曜、イエメンでの軍事作戦を停止すると表明しました。
しかし軍事攻撃の停止を主張した数時間後の31日水曜午後、アラブ連合軍はイエメン北部サアダ県へ砲弾攻撃を行いました。これにより、イエメン市民5人が負傷しました。
イルナー通信によりますと、イエメン政治高等評議会は同日夜、声明を発表して、「いかなる和平も、イエメンの独立や主権を尊重したうえで成されるべきだ」としました。
イエメン軍のサリーア報道官も同日夜、「どのような和平も、封鎖解除なしでその可能性はない」と述べています。
イエメンのシーア派組織アンサーロッラーのバヒーティー政治局員もこれに先立ち、「イエメン側の停戦継続は、サウジ主導アラブ連合がわが国の封鎖解除を行うか次第で決まる」としています。
アラブ連合軍によるイエメン侵略は、このほど8年目を迎えましたが、彼らは軍事的目的のどれひとつとして果たせていません。一方、サウジのイエメンへの攻撃と経済封鎖は、大規模な人道危機を引き起こしています。
専門家の多くは、サウジが現在「イエメンの泥沼」にはまっており、面子を失う形でのイエメン撤退を行う以外に道はないと語っています。
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