イエメン全土で、今夜から2カ月間の停戦
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イエメンでの戦争
国連のイエメン担当特別代表であるハンス・グランドバーグ氏が、イエメン全土での2カ月間の停戦を発表しました。
この停戦は、2日土曜の19時から開始されることになっています。
国際通信イランプレスによりますと、グランドバーグ氏は1日金曜夜、イエメン救国政府とサウジアラビア主導アラブ連合軍が国連の提案により、2カ月間の停戦を受諾したことを発表しました。
同氏はこの停戦の目的について、「イエメンの人々に暴力や苦難から開放される機会を与えるとともに、何よりも重要な点として、同国での戦争終結の希望を作り出すことが挙げられる」と説明しました。
この発表によれば、当事者の双方はともに、イエメン西部フダイダ港への燃料船の入港や、首都サヌアの空港を発着地とする商用便の運航についても合意したということです。
この件について、イエメン救国政府交渉代表団のムハンマド・アブドルサラーム団長は、グランドバーグ氏による停戦発表を歓迎し、「今回の停戦には、軍事作戦の停止に加え、サヌア空港での一部の便の運行、石油を運搬する船舶のフダイダ入港などが含まれている」と述べました。
アラブ連合軍によるイエメン侵略は、このほど8年目を迎えましたが、彼らは軍事的目的のどれひとつとして果たせていません。一方、サウジのイエメンへの攻撃と経済封鎖は、大規模な人道危機を引き起こしています。
専門家の多くは、サウジが現在「イエメンの泥沼」にはまっており、面子を失う形でのイエメン撤退を行う以外に道はないと語っています。
国連の発表によれば、イエメンでは世界でも最悪の人道危機が起きており、現在2900万人の総人口のうち80%が、生活を続けるのに支援が必要な状況となっています。

