イエメン政府、「わが国の封鎖は終わるべき」
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イエメン救国政府のシャラフ外相が、「サウジアラビア主導アラブ連合軍によるわが国の封鎖は終わるべきだ」と述べました。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
4月 12, 2022 12:49 Asia/Tokyo
  • イエメンの封鎖
    イエメンの封鎖

イエメン救国政府のシャラフ外相が、「サウジアラビア主導アラブ連合軍によるわが国の封鎖は終わるべきだ」と述べました。

イエメン救国政府のシャラフ外相

イエメンにおける停戦は今月2日から始まりましたが、アラブ連合軍は連日これに違反しています。

レバノンのアルマヤーディンテレビによりますと、シャラフ外相は、自国当局者らが完全な封鎖解除の足がかりとしての封鎖緩和を強調していることに触れ、「我々は停戦を歓迎しているが、それは単なる表明ではなくその実施を求めているということである」と述べました。

続けて、「世界は、サウジアラビアにごまかされてはならない。イエメンで起きているのは内戦であり、我々は封鎖下で損害を被っている」としました。

サウジの期待とは裏腹に、彼らのイエメン攻撃はその国民による強力な抵抗の盾にぶつかっています。アラブ連合軍の侵攻から7年経った現在、イエメンの抵抗と、特にサウジの石油巨大企業・アラムコの施設への連続攻撃などの同国領土深部に向けた凄惨な攻撃によって、サウジ政府はこの泥沼戦争から抜け出す望みをかけ、イスラム教徒が断食を行うラマザーン月中の停戦への同意を余儀なくされました。

しかし報道は、サウジがそれでも繰り返し停戦に違反していることを伝えています。

サウジアラビアは2015年3月、一部のアラブ諸国と連合軍を結成し、アメリカの支援およびゴーサインとともにイエメンへの軍事侵攻を開始しました。

複数の国際機関の報告によりますと、この戦争の直接的な影響によりこれまでにイエメンでは1万7000人以上が死亡したほか、数万人が負傷し、さらに450万人が難民化しています。また、イエメン国内のインフラ全体の85%以上がこの戦争で完全に破壊された、もしくは被害を受けています。

加えて、イエメンに対する全面封鎖も、甚大な人的被害を引き起こしており、この影響で10万人以上が病死、餓死しているほか、数万人のイエメン人が今現在、致命的な疾病に罹患しているものの、封鎖が原因でイエメンに医薬品を送付できる可能性が全くない状態となっています。

 


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