FAO、「世界で20億人が飢餓の危険に直面」
(last modified Thu, 07 Jul 2022 08:43:23 GMT )
7月 07, 2022 17:43 Asia/Tokyo
  • 飢餓   
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FAO国連食糧農業機関が報告の中で、世界での安全な食料品のさらなる生産とその値下がりを求めました。

世界での食料品の安全が危険にさらされている主な原因としては、ウクライナ戦争、新型コロナウイルスの大流行、気候変動、旱魃などが挙げられています。

AP通信によりますと、FAOは最新の報告で、「世界でおよそ23億人の人々の食料安全が欠如しており、アフリカのコンゴ民主共和国だけで、少なくとも2700万人の人々が食料安全が欠如した状態にある」としました。

国連は、コンゴ民主共和国東部では民兵組織と政府軍の衝突により、状況がさらに悪化すると予測しています。

コンゴではこれらの衝突により、これまでに数千人の人々が住む家を失い難民化しています。

世界ではコロナウイルスのパンデミック化も、各国間の不平等拡大に拍車をかけています。

さらに、FAOによれば、世界での食料の安全性を失わせた他の危機としてウクライナ戦争が挙げられます。

これらの要素により、飢餓や食料不足に直面している国々の状況はさらに深刻化しています。

 


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