8月 01, 2022 13:55 Asia/Tokyo
  • 英国のチャールズ皇太子
    英国のチャールズ皇太子

英紙サンデータイムズは、自国のチャールズ皇太子が2013年、テロ組織アルカイダの指導者だった故ウサマ・ビンラディン容疑者の親族から100万ポンド(約1億6千万円)の寄付金を受け取っていたと伝えました。

サンデータイムズ紙は31日日曜、「チャールズ皇太子は2013年、ウサマ・ビンラディン容疑者の異母兄弟でビンラディン一族の長であるバクル氏およびシャフィク氏から、100万ポンドを受け取っていた」と報じました。

この記事によれば、現在73歳になるチャールズ皇太子は、ウサマ・ビンラディン容疑者がパキスタン・イスラマバード近郊でアメリカの特殊部隊により殺害されてから2年あまり後の2013年10月30日、ロンドンにある公邸・クラレンスハウスでバクル氏らと私的に面会しました。

皇太子側は、これらの主張のほとんどを強く否定し、寄付の受け取りは皇太子の慈善基金であるPWCFの理事らが決定し同基金のみが行ったと強調しているということです。

サンデータイムズ紙はさらに、「チャールズ皇太子は、王室顧問や慈善基金の反対にもかかわらず、この寄付を受け取った」と説明しました。

チャールズ皇太子は、2015年にカタールのハマド・ビン・ジャシム・アル・サーニ元首相と会談した際にも現金300万ユーロを受け取っていたことが、今年6月に明らかにされています。

 


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