8月 04, 2022 16:28 Asia/Tokyo

アイスランドの首都レイキャビク近郊で3日水曜、火山が噴火しました。

フランス通信が4日木曜、アイスランド気象庁の発表として報じたところによりますと、昨年噴火した火山の近くにある、レイキャビクの南西約32キロのファグラダルスフィヤル火山(標高385メートル)が8カ月ぶりに噴火しました。

今回の噴火現場では、地面から溶岩が噴き出し、冷えて黒い岩となって周辺に広まり、丘陵には青い煙が立ち上っています。

周辺にはすぐに人々が集まり、地中から発せられる轟音を聞きながら、噴き上がる溶岩を見物していました。

IMO国際気象機関は、噴火により生じた亀裂の長さを約300メートルと推定し、噴火は、昨年の噴火現場から1キロ足らずのメラタリル渓谷で始まったとしています。

アイスランド気象庁は他の場所からも噴火する可能性もあるとして、警戒を呼びかけています。

なお、周辺ではこれに先立ち地震活動が活発化しており、先月30日から地震が約1万回発生。うち2回はマグニチュード5.0以上を記録していました。

また、今回の噴火場所の近くのファグラダールスフィヤットル山付近でも昨年、3〜9月の半年間にわたり噴火が継続していたということです。

アイスランド国内では、4年もしくは5年おきに火山が噴火しています。

 


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