英で家族制度が崩壊の危機
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イギリス国立統計局が、国内で家族制度が崩壊していることを明らかにしました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
9月 03, 2022 20:13 Asia/Tokyo
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イギリス国立統計局が、国内で家族制度が崩壊していることを明らかにしました。

IRIB通信によりますと、イギリス国立統計局は、家族制度の崩壊がはっきりと表れたとして、「今日、国内の子どもの半数は、両親とともにひとつの家に住むかたちでは育たない。彼らの家庭の4分の1は片親であり、ともに暮らす親は90%が母親である」と説明しました。

続けて、「両親の別居・離婚により、2つ以上の家を行き来して育つ子どもの数が増加している」としました。

また、実際の割合は最近の報告よりも高く、同国の子どもの3分の1が一人親家庭で暮らしている可能性があると指摘しました。

この報告によれば、EU諸国で一人親家庭で暮らす子どもの割合が13%である中、イギリスでの同割合は23%にのぼっており、2001年生まれ人の44%は、子供時代を両方の親とともに過ごしていなかったとされています。

イギリスの児童委員であるRachel de Souza氏は、「家族制度は、様々な危機の際に子供たちを保護することができる。彼らを幸せにすることで、将来において良い収入を得る基礎を築くことができる」と述べています。

同氏はまた、将来のイギリス首相に対し、家族制度の支援を政策の中心に据えるよう求めました。

 


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