IMF専務理事が、米中の競争による結果について警告

国際通貨基金（IMF）のクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事が、アメリカと中国の競争による世界経済への影響について警告しました。

ロイター通信が13日日曜伝えたところによりますと、ゲオルギエバ氏は、この警告を発するとともに、「トランプ前米政権時代に中国製品に課された関税は逆の結果を招き、アメリカの輸入業者に数十億ドルの費用をもたらした」としました。

また、「可能な措置によって、しかるべき時に状況は改善されるべきである。そうしなければ、容易に状況を元の状態に戻すことはできない」と述べました。

世界の二大経済国である米中関係は近年、関税、台湾、サイバー安全保障、香港、新型コロナウイルスの発生源といった問題により暗雲が垂れ込めています。

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