残虐ゲーム、米国では若者の軍隊入隊のきっかけにも
(last modified Thu, 24 Nov 2022 13:09:53 GMT )
11月 24, 2022 22:09 Asia/Tokyo
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「コール・オブ・デューティー」といった米国産の残虐コンピューターゲームは、単に娯楽にとどまるものではないようです。

ロシア・トゥデイによりますと、最新の調査の結果、こうしたコンピューターゲームではプレーヤーは決して死ぬことはなく、常に敵はイスラム教徒やロシア人のように描かれているということです。また、若いプレーヤーはこうしたゲームで遊ぶことで、軍隊への入隊意欲を強め、入隊前から銃撃の訓練を受けていることになります。

コール・オブ・デューティーの最新版は、2500万人のプレーヤーを抱えており、米国防総省が兵士募集のため利用しているともされています。

ゲームの内容も、実際の政治情勢に合わせて作られています。例えば、以前のバージョンでは、2020年にアメリカにより暗殺されたイラン革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官を思わせる表情をしたイラン人司令官が、地域のテロリストを支援している設定になっています。

あるコメンテーターは、「このようなゲームは、最終的に戦争の日常化を今の世代にもたらす。ゲームはリアリティのある映画さながらで、軍に興味のある若者を入隊に惹きつける役割をしている」としています。

 


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